今回は冷蔵庫を選ぶ際に、どこのメーカーが良いのかわからないという人に向け、
主要メーカー別の特徴を紹介したいと思います。
皆さんはどれくらいのメーカーが思い浮かぶでしょうか?
メーカーは色々とありますが、メーカーごとに売りとしている機能がありますので自分に合った冷蔵庫を見つけましょう。
冷蔵庫メーカーと特徴について
冷蔵庫を選ぶだけでも大変な労力なので主要メーカー5社を紹介します。
- シャープ
- 東芝
- 日立
- パナソニック
- 三菱
ファミリー向けに一番売れている容量500L以上の冷蔵庫について、それぞれ特徴を説明していきます。
シャープ
シャープと言えばプラズマクラスター除菌で有名ですよね。
冷蔵庫にも搭載されており庫内のニオイ抑制や食品へのニオイ移りを防ぎます。
プラズマクラスターの除菌力は強い味方ではないでしょうか。
シャープの上位機種は野菜室が真ん中にあり取り出しやすさは良いのですが、右半分のみとなっており他メーカーと比較すると容量が若干少なめとなっています。
シャープで一番の売りが冷凍室『メガフリーザー』です。
メガというくらいなので冷凍室の広さでは他メーカーを凌駕しています。
収納は3段となっており小さい物から大きい物まで整理が簡単に収納できます。
冷凍食品を大量買いする方にはシャープをおススメします。
東芝
東芝で一番のポイントは、野菜室を重視した『真ん中野菜室』です。
シャープも一部機能を搭載している機種がありますが、東芝のシェアには勝てません。
よく使う機能を真ん中にしたことでしゃがむことなく取り出せ、また腰への負担も軽減されるため、このレイアウトで東芝を選ぶ方も少なくはないです。
もちろんそれだけではなく野菜室の容量も他メーカーより大きくなっています。
上位機種には『タッチオープン』機能があり、触るだけで簡単に扉が開きます。
服の上からでも反応する為、両手がふさがっているときでもOK。
冷蔵庫の扉は自分で開けるという固定概念があったため、家電量販店でこの機能を見たときは感動しました。
冷凍食品よりも新鮮な野菜を多く入れたい方には東芝がおススメです。
日立
日立と言えば上位機種に搭載されている『真空チルド』で有名です。
真空にすることで今までラップが必要だった食材も、そのまま1週間保存しても食品の酸化を抑え鮮度を保ちます。
また『プラチナ触媒』機能で食材から出るニオイ成分を分解して生成する炭酸ガスを利用し、酵素の働きを抑制し鮮度の低下を抑制します。
管理人も4年前に冷蔵庫を購入しましたが、各メーカーを比較し最終的に真空チルドが決め手で日立にしました。
日立の冷蔵庫は機能が豊富で使いやすいため迷ったら日立がおススメです。
パナソニック
パナソニックは人気があり、日立同様にバランスを重視した冷蔵庫です。
売りにしているのが『微凍結パーシャル』です。
ー3℃で食材が凍る手前をキープすることで長期保存を可能にしており、魚や肉であれば1週間可能となっています。
もう一つの売りは冷凍室と野菜室の広さにあります。コンプレッサーユニットを上部に持っていく事でスペースを確保し、全部引き出せるようになり広さを確保しています。他のメーカーと比較しても容量は大きくなっています。
管理人が最後まで悩んだメーカーであり、冷凍室と野菜室の広さは魅力的でした。
使いやすいがコンセプトのパナソニック、冷凍室と野菜室の広さ重視ならパナソニックがおススメです。
三菱
CMでもお馴染みの三菱電機の冷蔵庫です。
注目するのは2つ、『切れちゃう瞬冷凍』と『氷点下ストッカーD』です。
三菱電機では凍らせずに温度だけ下げる技術『過冷却現象』を利用しており、切れちゃう瞬冷凍はー7℃で凍らせても解凍せずに包丁で切れ、そのまま調理できるというものです。氷点下ストッカーDは0℃~ー3℃で食材の鮮度を保ちながら保存ができます。
住宅事情にもマッチした冷蔵庫の幅はそのままで大容量を実現しており、スペースが狭くて大きい冷蔵庫が置けないとあきらめていた方におススメです。
まとめ
各メーカーの特徴は大体掴めたでしょうか?
それぞれ良いところがあり検討材料も多いですが、その中でも重要視する機能をどこにするかで決まるのではないでしょうか。
必ずライフスタイルに合った使いやすい製品が見つかるはずです。
細かい機能までしっかりと確認し購入を検討していきましょう。