掃除機メーカーと特徴について

掃除機を選ぶ際に色々と悩むことが多いのではないでしょうか。

キャニスタータイプが良いのか、それともスティックタイプの方が便利なのか?

どこのメーカーが良いのかわからないという人に向け、主要メーカー別の特徴を紹介したいと思います。

メーカーは色々とありますが、メーカーごとに売りとしている機能がありますので自分に合った掃除機を見つけましょう。

掃除機メーカーと特徴について

家電量販店にずらりと並んでいる掃除機、デモ機が必ず置いてあるので悩む時間も少なく納得して購入できるはずです。

今回は主要メーカー4社についてスティックタイプに絞って紹介していきます。

  • ダイソン
  • シャープ
  • 東芝
  • 日立

ダイソン

今や知らない人はいないのではと思うくらい有名メーカーのダイソン、最近ではキャニスタータイプよりもスティックタイプの方が人気があり定着している感じがします。

吸引力で言えば国内メーカーと比較してもずば抜けています。

出始めのダイソンは吸引力はスゴいが運転音がうるさいイメージでしたが、最近の製品は運転音が50%も低減されており、サイクロン式の先駆者であるダイソンも精錬されています。

掃除機のヘッドは『パワーヘッド』を採用しており、床に吸い付くためスイスイと掃除ができません。

管理人の会社にもキャニスタータイプが有りますが、やはり慣れていないためヘッドが重たく感じられました。

とにかくゴミを根こそぎ吸い取りたい人は、吸引力を重視したダイソンをおすすめします。

シャープ

シャープと言えば日本で初めてサイクロン掃除機を発売したメーカーです。

サイクロン方式を搭載し遠心力でゴミと空気をしっかりと分離させます。またパワーアップした『プラズマクラスターイオン』搭載で部屋の空気が綺麗で清潔さを保ちます。

シャープのサイクロン掃除機はコードレスとなっており『自走式ヘッド』を搭載、自走式ヘッドとは掃除機のブラシが床面と接触すると自分で走っていくイメージです。

ヘッドを押していくのに力が要らずスイスイと掃除できるので疲れにくい所がポイントです。

しかもこのコードレス掃除機にはバッテリーが2個ついているため、他の掃除機と違い使用する時間が長く掃除ができるのもお得なポイントです。

サイクロン方式の強みである簡単にゴミを捨てることはできますが、ダストボックスを綺麗にしようと分解してしまうと組立てるのが大変なのが難点となります。

東芝

東芝から紹介するのは『トルネオVコードレス』です。

こだわりは静穏性の高さとサイクロン方式の『パーティカルトルネードシステム』です。あの有名なダイソンと同様のサイクロン式を採用しており、花粉や小さな塵を99%以上分離することが出来ます。

このシステムにより吸引力が持続するようサイクロン部のフィルターがついていないのが特徴です。

ダイソンは欲しいけど予算を押さえたいという人におすすめの掃除機です。

日立

日立の掃除機はヘッドが大きく性能も良いので女性に人気が高い製品となっています。

機能はシャープと同様に『自走式ヘッド』を搭載、ヘッドを押していくのに力が要らずスイスイと掃除できるので疲れにくい所がポイントです。

独自の『パワーブーストサイクロン』構造でゴミをしっかりと分離してくれます。

掃除機が自立出来るため収納時には立て掛けるなどの手間がないため嬉しい機能です。

まとめ

各メーカーの特徴は掴めたでしょうか?

それぞれ良いところがあり検討材料も多いですが、その中でも重要視する機能で決まるのではないでしょうか。

例えば掃除機が重たいと疲れるから軽い方が良い、バッテリーは長持ちするのが良い等があると思います。

家電量販店でデモ機を使い倒し、細かい機能までしっかりと確認し自分に合った製品を検討していきましょう。

掃除機の選ぶ時のポイントとは?

毎日欠かせない家の中の掃除、掃除機は必須家電であり、なくてはならない存在です。

そんな掃除機も昔と違い多種多様な製品が発売されています。

掃除機を購入するタイミングと言えば、引越しや新居での新生活を始める、最近吸引力が落ちてゴミを吸わなくなった等の寿命ではないでしょうか。

急に壊れたと言う事を除けば、事前に検討して購入する方が多いかと思います。

最近の家電量販店では多くの掃除機がデモ用として置いてあり、性能が比較できるようになっているため自分に合った製品が見つけやすくなっています。

掃除機も大きく分けて2種類あり、キャニスタータイプとスティックタイプがあります。

購入を検討する際のチェックするポイントを紹介していきますので参考にしてください。

掃除機を選ぶための2つのポイント

  1. 掃除機の種類
  2. 塵方式の違い

2つのポイントをすべて満足する製品は中々みつからないため、部屋の環境などを思い描きつつ一番重要視する点を踏まえチェックしていきましょう。

掃除機の種類

掃除機の種類には一般的なコード付き掃除機とコードレス掃除機の2種類があります。

一般的なコード付き掃除機はキャニスタータイプが多く、キャスターが付いた本体をコロコロと引っ張って掃除するタイプ、もうひとつのコードレス掃除機はスティックの形状が多くみられます。

キャニスタータイプ、スティックタイプでコード付きの場合、コンセントから遠くなると掃除機が届かないため、近い場所に付け替えて掃除しなければいけないため面倒ですが、コードレスの場合はコードの付け替えがないため掃除が手軽に行なえます。

しかしコードレスの場合はバッテリーのため、充電が切れた場合その間掃除が出来なくなります。メーカーが推奨しているバッテリーも様々で、使用できる時間も違うため一度で掃除が行えない可能性もあります。

最近ではキャニスタータイプでもコードレスを発売しており、軽量化された製品もあるため検討をする人が増加しています。

掃除を行なう部屋がどのような環境にあるのかで違ってきます。

狭い部屋であればコード付きでも良いですが、リビングなど広い部屋を掃除する場合はコードレスの方が便利と言えます。

掃除機を使用する環境にあわせ、まず種類を固めてから次をチェックしていきましょう。

集塵方式の違い

掃除機の集塵方式には『紙パック式』と『サイクロン式』があります。

紙パック式は掃除機本体に使い捨て紙パックを装着し、吸い取ったゴミを溜めていく方法となります。吸い込んだ空気は紙パックを通過し排気される仕組みとなっており、紙パックがフィルターの役割りもしています。

紙パックのコストは掛かりますが、一定期間は溜める事が出来るのでゴミを捨てる頻度は少なくなります。ただ紙パックのゴミが目一杯になると吸引力が落ちたり、ゴミの嫌な臭いを発することがあるため捨てるタイミングに注意が必要です。

サイクロン式は掃除機で吸い込んだ空気を遠心力でゴミと空気に分離させ、ゴミはダストカップの中に、空気はフィルターを通して排気される仕組みとなっています。

この仕組みによりフィルターの目詰まりが少なくなり、吸引力が落ちずクリーンな空気が排出されることとなります。

紙パック式と違いコストが掛からない反面こまめにゴミを捨てなければいけない事と、ダストカップから直接ゴミを捨てるためホコリ等が舞いやすいという点があります。

ゴミを捨てる頻度の目安として紙パック式は約1~2ヶ月で取替、サイクロン式は1~3回の使用でゴミ捨てが必要です。

ゴミ捨てが面倒と思われるのであれば紙パック式を、小さいお子さんがいる家庭では部屋の空気をクリーンに保ちたいと思うのでサイクロン式がおすすめです。

まとめ

掃除機の種類、集塵方式についてお話をしてきましたが、どちらもそれぞれメリット、デメリットがあります。

管理人が現在使用しているのは昔ながらのキャニスタータイプのコード付き紙パック式です。掃除があまり好きではないので、今後購入を検討するのであればキャニスタータイプのコードレスで紙パック式が合っているかもしれません。

キャニスタータイプのサイクロン式、スティックタイプで紙パック式など、組み合わせによって掃除をする部屋の環境に合った掃除機が見つかるのではないでしょうか。

是非参考にしてみてください。

ロボット掃除機のメーカー別特徴

必ずおこなわなければいけない掃除、家の中を隅々まで掃除をしようとしたらかなり時間が掛かりますよね。

掃除をしなければゴミやホコリがたまってしまうため、時間をかけずに掃除したいとき役立つのがロボット掃除機です。

ロボット掃除機も多様な種類がありますが、各メーカーどれを選べばよいかわからないという方向けに紹介をします。

ロボット掃除機メーカーの特徴

各メーカー毎にブランド名を持っていますので、主要メーカー5社について紹介していきます。

  • iRobot ··· ルンバ
  • 東芝 ··· トルネオ
  • シャープ ··· ココロボ
  • 日立 ··· ミニマル
  • パナソニック ··· ルーロ

iRobot(ルンバ)

アイロボットのルンバと言えばみなさん知っている方が多いのではないでしょうか。

世界で最初に発売した製品で自ら掃除をおこない、バッテリーの残量が少なくなると自動で充電器へ戻る機能を持っています。

非常に有能な掃除機ですが上位モデルになると『バーチャルウォールモード』機能で、センサーで見えない壁を作り指定場所へ入らないようにでき、またWiFi搭載でスマートフォンでの操作も可能となっています。

知名度が一番有り、売れているロボット掃除機ナンバーワンのメーカーなので安心して購入できるのではないでしょうか。

東芝(トルネオ)

トルネオの一番の特徴は、吸い取ったゴミを充電台にあるダストステーションに勝手に排出してくれます。

面倒くさい作業も省いてくれる所は嬉しいですよね。またブラシも長めに設定されている点も隅々まで掃除をする上では高いポイントとなります。

シャープ(ココロボ)

ココロボの最大の特徴は『おしゃべり機能』がついている所です。

おはよう!と声をかけると返事をしてくれます。会話ができる機能でペット感覚で楽しめます。

またシャープと言えばプラズマクラスターですよね。

ロボット掃除機にも搭載しており『プラズマクラスターシャワーモード』でタバコなどの付着臭をスポットで脱臭してくれます。

会話をする機会が少ない一人暮らしでも、楽しみながら生活できる掃除機はココロボだけです。

日立(ミニマル)

ミニマルの特徴は他のメーカーと比べて小さいボディです。

本体幅が約25センチとルンバと比較しても約10センチも小さくなっており、椅子の間だったり狭い場所での掃除を行えます。

またブラシについたゴミを自動で綺麗にしたり、吸い込んだゴミを圧縮する機能がある為、お手入れがしやすいため、一人暮らしをしている方に重宝するのではないでしょうか。

パナソニック(ルーロ)

ルーロの特徴は見た目が三角形!

他のメーカーが丸型に対し三角形と言うのは部屋の角までしっかり掃除できるのが特徴です。

隅のギリギリまで入り込んで首振りをすることでゴミを掻き出してくれる機能があり、角にたまりやすいゴミを掃除してくれるのは非常に頼もしいですよね。

またタイマー設定だったり、掃除をして欲しい場所を本体で設定できるため機械の苦手な方でも十分活用できる掃除機となっています。

ルンバに負けず人気の掃除機となっています。

まとめ

メーカー別に見るとそれぞれ特徴がありますよね。

本当に自分に合うのはどれだろうと思うかもしれませんが、ロボット掃除機で行ないたい部屋の間取りから機能を選ぶと比較的選びやすいと思います。

家電量販店にいくとロボット掃除機のデモ機があるので、実際の大きさや動き方を見ると更に絞れて来ると思います。

また意外と忘れがちとなるのが、バッテリーの寿命と金額です。

メーカーによっても差はありますが、2~3年が寿命となっており金額は1万円前後となります。

あとは予算の問題も有りますので、バッテリーなども考慮し、重点にする機能をしっかりと見極めて購入を検討していきましょう。